chieの箱庭

歌うセラピスト ちえ のブログです。

8歳だった私の心を癒すには

【8歳だった私の心を癒すには】
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ここ何日か
「子どもの頃に一番好きだったこと
楽しかったことは何ですか?」
こんな問いをよく見かけた。
それで、振り返ってみたところ……
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一番楽しかった
その時間が奪われた時に
心の奥に閉じ込めていた感情が
ドバァーーっと噴き上げてきて
今朝、ひとり苦しんでいましたw
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この記事は
当時の辛かった感情を受け止め
消化・昇華・浄化して
再び希望をもって前に進むためのものです
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写真、真ん中のピンクの服が私です
同じピアノ教室の友達と。
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私の人生の絶頂期は
間違いなく、小学3年生の1学期。
一番好きだった時間は
クラスの朝の会でした。
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私は教室の前方にある
オルガンの前に座ってて
みんなに「何を歌いたい?」と投げかける。
どんな曲をリクエストされても
即興でオルガン演奏することができた。
毎朝わたしのオルガンに合わせて
クラスのみんなが歌う。
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私は自信に満ち溢れていたし
将来はピアニストになるんだと信じてたし
4年生になったら
鼓笛隊に入ってバトンをやるんだ!と
夢や目標がいろいろありました。
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当時住んでいたのは愛知県知多市
そう、小学3年生の夏に
私は父の転勤に伴い
遠く九州へと引っ越してしまいました。
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北九州市小倉南区そして八幡西区へ。
言葉や文化の違いに戸惑い
ピアノは良い先生に出会えないまま
親の都合にて中断させられ
学校には鼓笛隊など存在せず
バトンをする夢も消えました。
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『将来の夢』を書く機会があっても
夢を失ってしまった私には
友達のを見て丸写しするしか方法がなく。
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そんな経緯があったから
私はその時々で何か目標があっても
どうも心にフィットしなかったのかな。
小器用なので何でもある程度はできるけど
それを褒められても嬉しくなくて
続けるのが苦痛になってやめてしまう。
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私が最近
リフレクソロジーの提供をやめたのと
状況が似ていませんか?
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進路を考えるとき
友達の真似をして英語の道を目指し
大学受験を乗り越え
留学をして
翻訳の仕事も得たというのに
全然楽しくなくてやめてしまいました。
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小学3年生だった私の
喪失感を癒すには
何をしたらいいんだろう?
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そう考えた時に浮かんだのは
『歌うこと』
ピアノを失ってから9年
高校生になって見つけた
私の好きなこと、得意なこと。
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長年閉じ込めてきて
今年になってやっと向き合っていること。
『歌うこと』
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ギターが下手なので
弾き語りには苦労しているけど
私の納得いく形でやれるよう
初めて日々練習をしています。
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人生50年生きて
こんな風なことが起こるのかぁ。
なんだか色々と感慨深いものがあります。
ちょうど娘が今、小学3年生の1学期で
私が小学3年生の頃に使っていた楽譜で
ピアノを弾いている…という
そんな流れも影響してるんでしょうね。
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武道館のような大きな箱で
ステージを縦横無尽に走りながら
歌いたいって思ってました。
今でも思ってます。
夢はでっかく!胸に描きながら
死ぬまでずっと歌っていようと思います。