読み始めてすぐに気付いたんです。
「私、ファンタジーを読むの初めてだ！」
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今でこそファンタジー好きの私ですが
始まりはスターウォーズの映画。
ロード・オブ・ザ・リングも映画で
他のファンタジー作品たち
映画やアニメでしか観てなかったんです。
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だから
文章で読んで
その世界観を頭の中に想像することが
最初は難しくて大変でした。
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だけどそれにもすぐ慣れて
どんどんお話の中に入って行きました。
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あ、ネバーエンディングストーリーは
ほとんど映画観ていないんですよ。
たまたまTVで観て
でもすぐに面白くなくて寝てしまった。
当時（二十歳くらい）は
ファンタジーは苦手だったから。
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この本は
小学校高学年くらいから読めると思うけど
子どもにはとてもワクワク
奇想天外な展開を楽しめるんだと思う。
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大人ももちろんワクワクするんだけど！
出来事とか展開の意味をね
いちいち受け取ってしまうんですよ。
哲学的に、人生観に照らして見てしまう。
改めて学ぶことの多いこと！
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例えば主人公は
長い旅路の中で
自分の願い・望みを具体的に
ハッキリと思い描かないことには
前に進めないことになっています。
これ、人生においても言えますよね。
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「幸せになりたい」
なんて思い描いていても
「幸せになりたいと願う私」が実現するだけで
何も状況は変わりません。
具体的に「こうなりたい」
「これが欲しい」「こんな人に出会いたい」
そう願うことで初めて
具体的な行動に移せるし
それにより実現してゆけるんですよね。
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これは
大人がより幸せに生きていくための本
と、言っても良いかもしれない。
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名作には名作と呼ばれる所以がある。
良き本でした。
