I Wanna Dance With Somebody
ホイットニー のドキュメンタリー映画。
映画館で観たかったけど
早くに上映終了してて
昨日アマプラでやっと観ました。
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I Wanna Dance With Somebody
ホイットニーの中で1番好きな曲!
歌のオーディションでも歌ったことあります。
高校生の頃
英語の発音練習を兼ねて
いつも歌ってました。
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グラミー賞を取ったんだよね。
その時のビデオを貸してもらって
何度も見たなー。
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映画は
正直、可もなく不可もなく?
と思ったのだけど
今日になってジワジワ来る。
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何度も思い出すシーンは
ホイットニーが亡くなる直前の。
あるファンから
昔のライブの観た、素晴らしかったと言われ
"Thank you, but that was 18 years ago."
でもそれ、もう18年も前のことよ。
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昔のようには出なくなった声や
どんどん出てくる人気の新人たち
複雑すぎる思いだね。
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ホイットニーとは
天と地ほどの差がある私だけど
うーん
18年前っていったら
もっと自在に声を操れていて
ライブイベントにも呼んでもらったり
スタジオでレコーディングしたり
していたなー。
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そんな思いにふけるとき
私は小さな小さないち市民で良かった
と思うこともあれば
どんなに大変だろうとも
大きなステージで注目を浴びたかった
と思うこともある。
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今の私が比較対象にするのは
18年前の私ではなくて
5年前の私。
病気で人に会うこともなく
家事も満足にこなせず
歌を唄う気力のカケラもない。
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それでも歌いたいと思ってたけど
『歌う』という行為は
その頃の私には難易度が高すぎた。
もう歌うのをやめようと思った。
私はただ生きるだけの人だ。
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3年前、また歌おうと思った。
筋力の落ちた体から出る声は
あまりに弱々しく不安定。
ギターを持つ力はないので
ウクレレで歌う。
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弱った私の声にウクレレが心地よかった。
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1年前、かつての音楽仲間に会いに行った。
またギターを持って歌おうと思った。
練習不足で声もまだまだやし
ギターは久しぶりすぎてボロボロ
でも発信することにしたんだー。
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今の私には
昔の私には無い良さがある。
そう信じるしかないんよね。
そんな希望を持って歌う。