chieの箱庭

歌うセラピスト ちえ のブログです。

私の不安神経症?恐怖症?のオハナシ(2)

※2話+αでお届けしている2話目です
※病気の話なので重めの内容を含みます
※苦手な方はスルーをお勧めします
※ハッピーエンドです♡
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思い切って主治医を訪ねてから
処方された薬を飲んでみると
少しずつ #不安感 #恐怖感 が消えていきました。
すると、心に余裕もできて
少しずつ仕事をしたり
子どもの話し相手になったり
当たり前の日常が戻ってきました。
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元気になってみると
それまでどれだけ不調だったのかを知り
我慢していた自分は何だったのだろうと
何とも言えない気持ちになりました。
家族にもどれだけ心配をかけたのだろう。
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新しい薬を服用した初日は
まだ不安とパニックで眠れず
睡眠導入剤のお世話になりました。
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だけど翌日のこと。
日中から何だか気分が軽かったんです。
夜10時。恐る恐る布団に入ってみる。
全然怖くない。
ぬいぐるみを抱きしめて
その柔らかさに顔をうずめて
ひたすら幸せに浸っていられる
この感覚!
久しぶりで、嬉しすぎて
気付いたら涙が出てきました。
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布団の中が怖くない!
前までは当たり前だったこの感覚を
どれだけ夢見ていたことか。
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この夜は久しぶりに
睡眠導入剤なしに眠りにつきました。
そして翌日の朝
前夜の幸せ感をまた思い出しては
ひたすら余韻に浸って幸せを噛み締めました。
そしてその日の夜も
普通に穏やかに眠ることができました。
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思えばこの #不安神経症 が始まったのは
2023年3月頃でした。
最初は軽い不安感だったし
眠れないなんてこともなかったし
気にも留めていませんでした。
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それが少しずつ生活を蝕むようになり
夏には「夜はあの症状が出るから…」と
夜になるのが怖くなり
秋が深まりつつあった頃にふと
「こんな症状が続くなら
早めに死んだ方がマシだな」なんて
自分でも驚く思考に支配され始めました。
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それで
これはヤバい。
私、何かのタイミングで
死を選んでしまいそうだ……と
急いで受診をしたんです。
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#精神疾患 って
こうやって少しずつ心を蝕んで
人を死に向かわせてしまうんです。
だから
もし身近に似たような状況の方がいたら
ぜひ受診を勧めてあげてほしいです。
本人は自分を責めて
自力で何とかしようともがいていますが
お医者さんに頼ることも大事なことなんです。
命に、かかわることなんです。
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主治医にはこんな話(希死念慮のこと)は
したことはなかったけどね!
ただ、苦しい症状については
これでもかってくらい話して
薬を処方してもらって
初めての薬は怖かったけど
先生を信じて飲みました。
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で、薬がうまく効いてくれて
文化的な生活が戻ってきました(^^)
会話も増えて家族も喜んでくれています。
私も「ああ、当たり前の生活って
こんな感覚だったんだなぁ」って
静かな幸せに浸っています。
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以前は「薬を飲み続けるなんて嫌だ」と
思っていたものだけど
今は「薬と付き合いながら元気でいたい」
そう思っています。
お薬のおかげで元気で過ごせるなら
こんなありがたい事ってないよね!
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苦しい時間を経ると
それまで何とも思ってなかったことや
面倒だと思っていたことにすら
ひたすら感謝の気持ちが湧いてきました。
次回はそれを書いて
締めたいと思います。
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…つづく…