chieの箱庭

歌うセラピスト ちえ のブログです。

私の不安神経症?恐怖症?のオハナシ(1)

※2話+αでお届けします
※同じような方への情報のため書き残しますが
※重めの内容を含むので
※苦手な方はスルーをお勧めします
※ハッピーエンドです♡
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日の短くなった11月の夕方5時
太陽の残り香のような夕焼けを
カメラと心にパシャリと残してから
2階のキッチンに向かう。
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日が沈んでしまうと少しずつ始まるのだ。
原因不明の神経症?恐怖症?
(診断はされていないけど
便宜上、以下、#不安神経症 と書きます)
ゾワゾワと来るそれを無視して
夕飯の支度を始める。
ふとした時に
恐怖に手が震えてることに気付くけど
なかったことにする。
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気を紛らわすために
アレクサに音楽をかけてもらう。
だけどスピーカーのこもる音が
余計に恐怖を掻き立てて、ストップする。
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夕飯ができると家族が集まってきて
ワイワイ賑やかになる。
食卓を囲む間はとても幸せ。
けど私の中には薄っすら恐怖があるので
なかなか会話に加わることができない。
夫に聞いた話では、そんな時
私はずっとしかめっ面をしていたそうだ。
苦しいのを我慢してたんかな。
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夕飯の片付けが終わって
お風呂にでも入ってゆっくり…という
夜の8時半から9時近く
私の不安神経症がムクムクと活動を始める。
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シャワーを浴びながら
なんとも言えぬ焦燥感と恐怖感
髪を乾かす私の歪んだ顔が写る鏡
ニッと笑顔を作ってみたけれど
ホラーのような顔が出来上がっただけ。
小学生の娘に何か話しかけられても
受け答えができず、頷くのが精一杯。
私の頭の中は
「怖い、怖い、怖い、怖い、怖い」
これ一色だったのです。
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やることを全て終えてしまうと
普通なら読書したり書き物をして過ごすのに
恐怖に駆られているときは
何も手につかず、居ても立っても居られず
ウロウロと部屋の中を歩き回ったり
髪を掻きむしるようにして
気を紛らわそうとするけど、全然紛れない。
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いつかある一線を超えて
私は発狂してしまうんだろうなーと
ぼんやり考える。
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我慢の限界を迎えると
娘よりも早くに布団に入り
無理やり眠ってしまってた。
寝つきが良い方なのでできた荒技なんだけど
そのうち日が経つにつれて
恐怖感のあまり動悸がしたりして
眠れなくなってしまった。
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普段なら
眠れないなら無理に寝ようとしないで
スマホでゲームしたりとか
ただ布団に寝たまんま考え事をしたり
いくらでも過ごし方があったはずなのに
ただただ恐怖と不安で
「眠らなければいけない」
「でも眠れない」
深呼吸で落ち着こうとすると
かえって呼吸が苦しくなって逆効果。
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布団に入る=恐怖の入り口
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瞑想とか
地球と宇宙への感謝とか
自分を整えることで
どうにか乗り越えようとしてたけど
やはりこういう時は西洋医学に頼るべきなのです。
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私は8ヶ月間もの間、我慢してしまった。
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夜だけでなく
日中にも恐怖で生活が困難になったある日
やっと主治医を訪ねました。
(私は #躁うつ病 を患っているので
  精神科の頼れる主治医がいるのです)
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主治医のところへは毎月通っているので
相談するチャンスはあったのに
私は相談するほどのことではないと
症状を甘く見て我慢を選んでいたのです。
もっと早く相談すべきでした。
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…つづく…